ねとらぼ
2025/06/22 21:30(公開)

捨てるはずの生ごみに“魔法の粉”をふりかけたら…… 1カ月後、土から現れたものに「思ってたのと違う」「なんか強いのがいる」

 生ごみが本当に土に返るのかを実験してみた結果がInstagramYouTubeで紹介されました。動画は「本当に最高です」「思ってた結末と違ってびっくり」と注目を集め、記事執筆時点で2万5000回以上再生されています。

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生ごみに微生物資材をまいてみた

 動画を公開したのは、水耕栽培士の「つりきっぷ」(@turikipp)さん。芝生や土の研究で培った知識をもとに自宅でできる簡単再生栽培や野菜作りの情報を発信しており、以前には水槽の水だけで観葉植物をコツコツ育てた3年後の様子が話題になりました。

 まずは透明な容器の中に土を入れ、野菜の切りくずである生ごみをその上に置きます。ここに微生物資材をまぶしたら水をかけ、土を被せました。

生ゴミは1カ月で土になる?
生ごみは1カ月で土になる?
微生物資源をまぶす
微生物資材をまぶす

 容器が透明であることから、これで中の生ごみがどうなっていくかを観察できるようになりました。

土で覆われた生ごみ。1日目の様子
土で覆われた生ごみ。1日目の様子
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少しずつ形が崩れて発芽

 最初は野菜の切れ端の集まりだった生ごみは少しずつ形が崩れていき、9日目には何かから発芽します。

9日目で何かから芽が出る
9日目で何かから芽が出る

 さらに中には好気性のカビが発生し、生ごみを分解していく様子が見て取れます。発芽した植物はさらに増え、大きくなっていきました。

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藻のようなものが広がっていく

 カビの発生が繰り返され生ごみが溶けていくと、今度は緑の藻のようなもので覆われていきます。28日目となると緑の部分が広がり、生ごみも形を保っていませんでした。

分解されつつある生ごみ
分解されつつある生ごみ

 最後に土を掘って確認すると、水分を失ってカラカラになったニンジンやブロッコリー、ジャガイモの残骸が出てきました。めちゃくちゃ分解されてる……!

28日経過した後は草が生い茂っている
28日経過した後は草が生い茂っている
分解途中のブロッコリー
分解途中のブロッコリー

生ごみ分解タイムラプスに反響

 生ごみの分解過程に思わず見入ってしまう動画に、コメント欄では「なんか育ってきちゃってるやん」「なんか強いのがいる」「ジャガイモ、脅威の生命力すぎる」「土に返るどころか新しい生命になってる」「これだけ刻まれても土の中でうごめいて生きようとしてるのすごく生命力感じる」といった声が寄せられています。

 つりきっぷさんは、植物の栽培などについてYouTubeチャンネル「つりきっぷ / 家庭で自然を楽しむ」やInstagram、X(@TURIKIPP)で情報を発信中です。

動画提供:つりきっぷ(@turikipp)さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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