ねとらぼ
2025/02/24 21:00(公開)

気配のない“カニのたまり場”に買い物かごを沈めて翌日…… 恐る恐る引き上げると“ヤバい光景”「おお!」「感動しました」

ごく普通の買い物かご。

 買い物かごで作ったトラップを使い、ある生物の捕獲を試みる動画がYouTubeで話題です。さまざまな工夫を施したトラップが注目を集め、動画は記事執筆時点で10万回以上再生されています。

カニのたまり場に【買い物カゴ】で自作したわなを仕掛けたところ…?
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手の込んだトラップ

 動画を投稿したのは、ナマズやフナといった身近な水辺の生き物を捕ったり、育てたりしているYouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」。以前には、自然任せのひょうたん池に放したナマズの1年半後の姿が話題になりました(関連記事)。

 今回はカニ用のトラップを自作。ベースとなるのは、スーパーなどでよく使われている極めて普通の買い物かごです。“フタ”は、底の中央部を切り取ってネットを取り付けた園芸用トレーを採用。一度侵入したカニが簡単には出られないようになっています。

買い物かごをベースにカニ用のトラップを自作
ベースは買い物かご!

 かごの底にワイヤーを通し、イワシの切り身をエサとしてセット。かごの隙間から小魚のギンポが入り込んでエサを食べてしまう可能性を考慮し、底にはメッシュシートを敷きました。かごとトレーを固定し、持ち手部分にひもを通したら準備完了です!

底にネットを張りイワシの切り身をセット
イワシの切り身でおびき出す
加工した園芸用トレイをフタにした買い物かごトラップ
ひもを通して完成!

 出来上がったトラップを早速カニのたまり場へ持っていきます。なお、場所によっては漁業権が設定されており、特定の捕まえ方やその水産動植物の捕獲自体が禁止されている場合があります。各自治体や漁協に必ず確認しましょう。

漁業権を確認してから釣りや捕獲をするよう注意を促す投稿者
漁業権は必ず確認しよう
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沈めてみると……

 ハゼがよく釣れる汽水域の底にかごを沈め、しばらく待機します。2時間もすれば近寄ってくるはずですが、水中カメラで確認すると、コイやボラは周囲を泳いでいるものの、肝心のカニが1匹も映っていません。

 半日の予定を延長し、丸1日かごを沈めておくことにします。そして翌日、ひもを手繰り寄せてトラップを引き上げてみると、中にはたくさんのモクズガニが入っていました。ちょうど入ろうとしていたのか、入口付近でモゾモゾ動いている個体もいます。これは大漁!

沈めていた買い物かごトラップを引き上げる瞬間
1日沈めた成果

 ずっしりとした重さを手に感じつつ、浜へ移動します。モクズガニたちは非常に元気で、一番大きい個体をカメラに近づけようとした隙をついて、かごから逃げ出す個体も。買い物かごトラップにより、大小合わせて10匹以上のモクズガニを捕獲できました。動画は、水中へ戻っていくカニたちの姿で締めくくっています。

買い物かごトラップに入っていた大量のモクズガニ
たくさんのモクズガニ!
トラップに入っていたモクズガニを汽水域に帰す
大小合わせて10匹以上入っていた
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「おお! 大漁」「やばい量いますなw」の声

 大成功した買い物かごトラップに、コメント欄では「おお! 大漁」「感動しました」「スゴイ! おめでとうございます!」「やばい量いますなw」「一目散に逃げていく姿がかわいい」などの感想が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO」とサブチャンネル「水辺 de ASOBOの自由時間」では、“水辺で遊ぶ”をテーマにした動画を公開中。また、通販サイト「SUZURI」ではTシャツや缶バッチなどオリジナルグッズを販売しています。

「水辺 de ASOBO」動画まとめ

手に乗る小型の【カニかご】を自作して水路に仕掛けてみた
買い物カゴのわな《改良型》をカニのたまり場に仕掛けてみた
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動画提供:YouTubeチャンネル「水辺 de ASOBO

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